第20回 国際移動通信シンポジウム(WPMC2017)開催報告

2017年12月17日(日)~20日(水)、インドネシアのジョグジャカルタ市において、20回目となる無線パーソナルマルチメディア通信国際シンポジウム(WPMC2017:International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications 2017 )が開催されました。当初の開催予定地はバリ島でしたが、同島での火山噴火の影響を考慮して開催地が変更されたものです。

同シンポジウムは、世界各国のワイヤレス分野の研究成果発表と研究者間の意見交換・交流促進および、各国における若手研究者の育成を目的として、YRP開設の翌年1998年にYRPで発足した国際研究集会で、以来毎年、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、YRP研究開発推進協会(YRP協会)および開催地の研究機関の共催という形で開催されています。

WPMC2017は、インドネシアテレコム大学(Indonesia Telecom University)とIEEE Indonesia COMSOC Chapterの協力により現地運営委員会が組織され、ジョグジャカルタ市中心部に位置するアンバルクモ・ホテルを会場に行われました。最終的な論文投稿総数は243件に上り、53%の採択率により、26か国からの129件の論文が採択されました。プログラムは、基調講演、一般セッション、特別セッション、ポスターセッション等で構成され、200名を超える参加者を集める盛会となったほか、WPMC創設の精神に基づき、学生の参加登録費が軽減され、また、学生優秀論文賞を4件とするなど(通常は3件)、次世代を担う若手研究者の意欲向上と期待を色濃く反映した国際研究集会となりました。

開会式は、ジャワ舞踊と民族音楽で幕を開け、WPMC2017 General Chair のDr. Wiseto Agungの開会挨拶に続き、来賓としてTelkom Universityの学長であるProfessor Dr. Ir Mochamad Ashariが祝辞を述べられました。その後、NICTの門脇直人理事、YRP協会の大森慎吾副会長がそれぞれ歓迎の挨拶を行いました。また最終日前夜には、優秀論文を表彰するAward Banquetが開催され、一般論文3件、学生論文4件に優秀論文賞が贈呈されました。

次年度のWPMCは2018年11月25日(日)~28日(水)の日程でタイのチェンライでの開催を予定しています。


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WPMC2017 オープニング・セレモニー 集合写真

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オープニング・セレモニーでのご挨拶

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オープニング・セレモニーと各セッションの様子
 
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メイン会場入口と受付

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(左)一般論文優秀賞を受賞した3名と、(右)学生論文優秀賞を受賞した4名