第16回 国際移動通信シンポジウム(WPMC’13) 開催

2013年6月24日(月)~27日(木)、
アメリカ ニュージャージー州 アトランティックシティにおきまして、
当協会と独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の主催による
第16回国際移動通信シンポジウム(WPMC’13)が開催されました。


グランド・オープニング・セレモニー


”Green and Secure Information Communication Technology” をメインテーマとして開催された今回のWPMC’13は、アメリカ同州のプリンストン大学、NIKSUN社の協力により開催され、他の無線通信関連の3会合、Wireless VITAE、PRISMS、WWSMCとともに、Global Wireless Summit (GWS’13) と総称する形で行われました。

会場看板

 

 

 

 

 

 

 


会場ホテル前に延びる同市の名物、
全長7キロのボードウォーク(木道)

開催地となったアトランティックシティは、米国内では、ビーチ沿いに全長7kmに及ぶボードウォーク(木道)とカジノの地として知られるリゾート地です。開催期間中、同市は、6月下旬としては異例の猛暑に見舞われましたが、会場のバリーズ・ホテルでは、参加者により、それ以上の熱気に包まれた論文発表と意見交換が行われました。

今回のWPMC’13では、220件の論文投稿があり、そのうち、147件の論文が採択されました。また、2件の基調講演と11件の招待講演が行われています。


グランド・オープニング・セレモニー

 

 

初日の6月24日(月)は、終日、チュートリアルが行われ、夜はホテル前ビーチにて、ウェルカムレセプションが行われました。

翌6月25日(火)午前中には、ホテル内の大ホールにおいて、約300名の参加者を集めてGWS’13全体のグランド・オープニング・セレモニーが開催され、初めに、NIKSUN社のCEOであるパラグ・プルーティ氏と、プリンストン大学のヴィンスン・プア教授が開会挨拶を行い、続いて、WPMC Co-Chairの一人であるラムジー・プラサド氏が挨拶を行いました。

プラサド氏は、本WPMCが1998年にYRPで生まれたこと、NICTの主導により16回もの長きにわたり続いていること等を紹介され、同じくWPMC Co-Chairである今井秀樹東京大学名誉教授(中央大学教授)と、当協会の大森慎吾副会長(YRP国際連携研究所長/前NICT理事)を壇上に招かれました。その後、NICT 門脇直人執行役が、今回のWPMCには出席が叶わなかったNICTの坂内正夫理事長の主催者挨拶を代読され、引き続き、当協会の羽鳥光俊名誉会長が同じく主催者挨拶を行いました。

 


左:NIKSUN社プルーティCEO、
中央:プリンストン大学プア教授、
右:WPMC Co-Chairs 東京大学今井名誉教授、
オールボー大学プラサド教授、YRP協会大森副会長


左:NICT門脇執行役(坂内理事長代理)、右:YRP協会羽鳥名誉会長


オープニングセレモニーでの関係者集合写真

6月26日(水)夜、同ホテル内のボールルームで行われたガラ・ディナーにおいては、再度のアメリカ側関係者のご挨拶の後、NICT富田二三彦理事が挨拶をされ、その中で、日本の「一本締め」や「三本締め」を先導されるなど、和気あいあいとした雰囲気を盛り上げられました。
また、ディナー後半には、TPC(テクニカル・プログラム・コミッティー)Chairを務められたAT&T社のアシュトシュ・ドゥッダ博士が、TPCにより選出された、一般部門と学生部門、それぞれの最優秀論文、「Best Paper Awards」 3件、「Best Student Paper Awards」 3件を発表し、その表彰式が行われました。受賞者には、当協会羽鳥光俊名誉会長から、賞状と記念品等が授与されました。


NICT富田理事

Award受賞者との記念撮影


翌6月27日(木)も、プログラムは順調に進行し、WPMC’13は、その目的とされている国際的な研究者交流の場としての役割を果たし、成功裏のうちに閉会しました。なお、本件開催に際しましては、日本・アメリカ国内双方で、多数の方々の多大なご尽力をいただきました。心より御礼を申し上げます。

 

WPMC '13 基調講演

“Statistical Communication Theory 3.0 in the Cyber World”
Prof. K. C. Chen, NTU EE/GICE Professor and IEEE Fellow, Taiwan

“Practical Consistence between Bit-Error and Block-Error Performance Metrics up to Application Layer QoS – Microwave Link Example”
Prof. Vlatko Lipovac, Vice-Rector, University of Dubrovnik, Croatia

 

WPMC ‘13 Best Paper 最優秀論文及び著者

Analysis of Coverage Range Expansion in Closed Access Cognitive Femtocell Networks,
Faisal Tariq, Laurence S Dooley, Adrian Poulton (The Open University, United Kingdom)

SmartCampus: A user-centric testbed for Internet of Things experimentation, Michele Nati (University of Surrey, Guildford, UK), Alexander Gluhak, Hamidreza Abangar, William Headley (University of Surrey, UK)

BER Performance Improvement for OFDM DF Infrastructure Relay Links, Enis Kocan, Milica Pejanovic-Djurisic (University of Montenegro, Montenegro)

 

WPMC ‘13 Best Student Paper 最優秀学生論文及び著者

On the Use of Okumura-Hata Propagation Model on Railway Communications, Nuno Cota (Instituto Superior de Engenharia de Lisboa, Portugal), António Serrador (Instituto Superior Tecnico, Technical University of Lisbon, Portugal), Pedro Vieira (Instituto de Telecomunicações and ISEL, Portugal), Ana Beire(Refer Telecom – Serviços de Telecomunicações and ISEL, Portugal), António J. Rodrigues (IT / Instituto Superior Técnico, Portugal)

Analysis of RoF-Echo Effect on OFDM Signal Transmission with EPWM Format, Xiaoxue Yu, Motoharu Matsuura, Yasushi Yamao (The University of Electro-Communications, Japan)

A Multi-Carrier Scheduling Algorithm for LTE-Advanced, Alexandru Vulpe, Octavian Fratu (University Politehnica of Bucharest, Romania), Albena Mihovska, Ramjee Prasad (Aalborg University, Denmark)

 


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